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November 25, 2005

お受験回顧録 14

次の日は3つ目の学校の入試&面接、という日の
会社にいるオイラの携帯に、ヨメさんから電話が入った。

叫び声だ。いや、悲鳴に聞こえた。

「緋菜(仮名)がーーーーーーっっっ!!!!」


一瞬、良くないことが起こったかと、血の気が引いた。
泣きながら、何か言っているのだから。

しかし、よく聞いて見ると、逆だった。

第二志望校に、緋菜(仮名)が繰り上げ合格したというのだ。
どうも、面接がネックになって、審議されていたらしい。

つまり、親はアレだけど、子供はどうやら合格点だから、
いいんじゃないかということなのだろう。

次の日までに入学金を振り込むように言われたと言うので、
一瞬振り込めサギじゃないかと疑ったよ(笑)

ヨメさんが学校まで行って、「合格証明書」と手続きの書類を
貰ってきたので、なんとか信じることが出来たけれど、
実は、入学式まで信用しちゃいけないんじゃないかとも
思っていたりする(汗)

次の日の、3つ目の学校の入試は、結局キャンセルした。

その朝、塾の先生から電話があったそうである。
「今日は試験の日ですけれど、水井さん、大丈夫ですか?」
「それがですね、先生」
「もう私、心配で心配で。忘れ物とか気をつけてくださいね」
「第二志望校、受かったんです」
「もう、第二志望校のことは忘れて、今日の試験のことだけ考えてください」
「いえ、ですから、第二志望校、合格したんです」
・・・・
このとき先生は、ヨメさんがおかしくなったと思ったらしい。
こんな言い方では、オイラでもそう思う。
「いいですか、水井さん。落ち着いて。
第二志望校の試験は終わったんですよ。
今日の試験は3つ目の学校ですよ。これから受けるんです」
なだめにかかったと言う。
そこでやっと、いちから説明して納得してもらったということだ。

だから、つまりは、そういう説明のしかたばっかりしてるから
色々と間違った情報で動くことになったんじゃないだろうか。
ということが、最後の最後で判明したわけである。

その日ヨメさんは、「安心して気が抜けた」と言って、夜8時に床に就いた。


後日聞くところによると、
どうも、滑り止めに利用される第一志望校を落ちて
進学校の第二志望校に合格するというパターンは、
これまたほとんど前例がないらしく、
すでにウチの名前は、塾では伝説化決定らしい。

というわけで、ここまでこの与太話に付き合ってくれた方で、
もしかしてこの話に心当たりのある方がいらしたとしても、
学校名とか関係者名など
実在のものにして公表などしないで下さいね。


ちなみに、ヨメさんは「お参りしたおかげだ」とか言い出していて、
ヘンな宗教にハマったりしなければいいがと、新たな心配のタネが・・・。

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November 24, 2005

お受験回顧録 13

ともかく、それから1週間後には、もうひとつ願書を出してあった学校の
試験がある。

この学校の試験は、子供が受験している間に、
両親が面接を受けるという方式らしい。

今度は間違いなく、親だけの面接だ。
勘違いしていても、子供も連れて行くのだから、問題ないだろう。

問題は、平日だということ。
午後の数時間なので、会社を抜け出して臨むことにした。
次女は、幼稚園か、またお友達宅かに、お願いすることになるだろう。

例によってパンフレットなどで調べると、この品川の方にある学校、
一学年一クラスで、六年間同じ担任」なのだそうだ。

今までの学校も、公立の学校も、クラス数こそ少ないけれど、
一クラスしかないなんてことはなかった。

友達がずっと変わらないというのは、どうなんだろうか。
給食の楽しみが無いというのに、
さらにクラス替えの楽しみまで無いというのは、どうなのだろう?

どのヘンに共感して、志望理由をでっち上げようか?

そんな不安を言ったら、ヨメさんは、さらに鎌倉の方の学校も受けたいと
言い出した。
なんか意地になっているような気がしたので、反対した。

第二志望にしていた学校は、二次募集も受ける予定なのだから、
そんなにたくさん受けたって、仕方ないと思ったし、
鎌倉なんて、同じ県内とはいえ、遠すぎだと思っていた。

しかし調べてみたら、駅自体は「鎌倉」まで行かない見たいだし、
所要時間も、第二志望校までの時間とそう変わらないことがわかった。

しかし、電車代は倍以上する。
さらに駅から学校まで、バスで行くらしい。
小学生に定期券2種類というのは、なんだか大変そうな気がする。


オイラが土曜日出勤の日、会社から帰ると、テーブルの上に
厄除けのお札が置いてあった。

聞くと、会社に行っている間、ヨメさんは子供たちと
佐野厄除け大師に行っていたと言う。

えっ?それってどこ?栃木県まで行って来たの?

「ここのところ、肩こりが激しかったし・・・」って、
どうも一連の出来事を「厄」のせいにして、逃げたいらしい。

ちょっとノイローゼ入ってるかも・・・。

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November 23, 2005

お受験回顧録 12

翌日は、二つ目の試験だ。

ここの試験は、筆記試験と、身体を動かす実技試験
実技試験は、お手本の行動を覚えて、その通りに動くというものらしい。

緋菜(仮名)は、今日の試験は「簡単だった」という。
得意な問題が出たのだろうか。

しかし緋菜(仮名)には、早とちりするという傾向があるので、心配だ。
例えば計算問題でも、答えの数字を書くのではなく、
答えの数だけ記号を書くのだが、最後まで問題を聞かないと、
○を書くのか×を書くのかわからない。
時には△を書けという場合もあるのだが、緋菜(仮名)は、
答えがわかるとその先を聞かずに、さっさと○を書いたりする

思い込みで、問題を取り違えたりもする。

勉強している時に、そのつど注意をしてきたし、
朝もそれを指摘して、よく問題を聞くように言っておいたのだが・・・。

「簡単」に問題を問いて行ったというのだから、そういう勘違いがあっても、
本人は気づかないのだから、心配だ。

しかし、ここは本人が簡単だったと言っているのだから、
信用することにしよう。

実技の方も、帰ってからやって見せてくれたくらいだから、大丈夫だろう。


ところで、結果発表なのだが、第一志望校は試験日の翌日に
郵送してくるという。
郵送用封筒は、こちらで用意して、速達切手も貼って、
願書と一緒に提出している。

つまり、今日来るはずなのだそうだ。

ヨメさんは第二志望校の試験が終わって、帰宅してから、
出かけずに待っていたのだが、中々来なかった。

塾の友達などからは、すでに通知があったという報告が来ている。
どうも聞いて見ると、学校の所在地と同市のところには
早めについているようだ

連絡をくれるお友達は、ほとんど合格しているようだ。

ヨメさんに聞くと、この学校は大体が、すべり止めに利用されることが
多く、落ちることの方が稀なのだという。

その割りには、上の子が通ってるのに落とされた子がいるとか、
「是非」って言わなきゃ落ちるだとか、色々聞かされたものだが?

結局その日には、通知は来なかった。

第二志望校の結果発表は、学校までとりに行く事になっている。
これも試験の翌日に発表される。

ヨメさんは結局、第一志望校の通知が来ないまま、
第二の通知を貰いに行ったようだ。

しかしこれを貰って帰ったら、郵便受けに通知が入っていたそうである。

オイラの携帯に電話をかけてきた。

結果は、どちらも不合格。ヨメさんは半泣きで報告して来た。

オイラ的には、そんなものだろうとは思ったけれど、
1年頑張ってきたヨメさんにしてみれば、残念な結果だったのだろう。

でも、その後1時間おきに電話してきて、
納得いかないよね」と言われても、困るよ。

悔しいけど納得する要素は、いくつもあるし。

ヨメさんには悪いけど、終わってみれば、こんなに面白い体験はない
と思える。
まず、塾の先生の話では、受験票を面接時に忘れて行くというのも、
今まで聴いたことがない」そうだ。
そのときヨメさんに
「実はその前に、受験票を失くして、再発行してもらってたんです」と聞いて、
絶句していたそうだ。

「親子面接」に子供連れずに赴いたというのも、前代未聞ということで、
普通は経験することのないことなわけだ。

ヨメさんはどこで勘違いしていたのかと思って、聞いてみたら、
昨年の試験問題などを調べていたら、「親だけの面接」と出ていたから、
今年も同じだと思ったのだそうだ。

塾の先生に聞いたわけではなかったらしい

しかし、「今年から方式が変わった」のに、教えてくれないわけがない
この学校を志望した時から、半年以上、先生からのアドバイスを
まったく聞いていなかったことになるのだから、あきれる。

少なくとも、オイラが事前に「親だけ面接」の情報源を聞き出せていたら、
HPを見たときに気づいたかもしれないし、
第一「今年から変わった」という話に引っかかるはず。

だって、「昨年の試験問題」に出ていたのなら、
「今年から変わった」方式が出てるはずが無いのだから。

ヨメさんは、ショックだと言って、
その日の夜は、8時には床についてしまった。

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November 22, 2005

お受験回顧録 11

とうとう入試の日が来た。
つまり緋菜(仮名)の実力が試される日だ。
平日だから、オイラはついて行かない。

試験は、筆記試験の他に、先生と1対1で受ける対面試験とか、
集団での行動を見る試験などがあったそうだ。
集団での試験と言うのは、おもちゃとかテレビゲームなどが
置いてある個室に、何人かの子供を集めて、
どのように行動するかを見る試験なのだそうだ。

キリスト教系列の学校だけあって、この、集団での行動では、
「友達を作れるか」「順番を守れるか」「譲り合うことが出来るか」
などを見るのだという。

試験が終了して、早速ヨメさんから電話がかかってきた。
「『からだの中で、二つあるものを答える問題が出たけど、
答えられなかった』って言うから、思わず叩いちゃったよ
人前で叩くなよ。
と言うより、明日も試験があるのに、分からなかったくらいで怒るな。

よく聞いて見ると、ヨメさんがどんな問題が出たか聞いたら、
対面試験で、「からだの中で~」という問題があったと言った後、
「手とか目かなあ」って言うので、ちゃんと言えたのかと聞くと、
よくわからなかったから、言えなかった」と答えたので、
頭をペシッとやってしまったのだそうだ。

これ聞いたとき、実はオイラ「なるほど手や目の方だったか」と思ってしまった。
からだの中」って言うから、内臓の事かと思って、
「そりゃ教えてなかったなあ」とか思っていたのだから。

後で緋菜(仮名)に聞いてみたら「おなかの中のことかと思った」
と言うのだから、血は争えない(笑)

帰宅したら、ヨメさんはなぜか手のひらを返したように、
緋菜(仮名)をほめていた。

聞くと、集団試験の時、早速友達を作って遊んだという。
もっと友達を増やそうということになって、
二手に分かれて探しに行ったんだそうだ。
すごい発想だが、どちらの発案だか聞きそびれた。

すると、部屋の隅で独りで泣いてる子がいたので、
慰めてあげて友達になったんだと言う。

その後は友達をゲットできなかった相棒と合流して、
3人で遊んだんだそうで、ヨメさんはこれをほめていたのだ。

しかし、緋菜(仮名)は、明日の試験は受けたくないという。
わからなかったらママが怒るから」だそうだ。

「でも緋菜(仮名)は、今日わからなかったところを覚えてたんだよね」
からだの中で二つあるものの他にも、筆記試験で出た図形問題も
分からなかったといっていた。
「わからなかった所を覚えてたってことは、
これからそれをわかるようになれるんだから、凄いことなんだよ」
と教えた。
「どこがわからないか、覚えてなかったら、ずっとわからないままだもんね」
理屈で絡めて慰める。

とりあえずやる気になったようだ。うむ。単純だ。

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November 21, 2005

お受験回顧録 10

次の日。今度こそは緋菜(仮名)を伴って、会場まで行った。
浅葱(仮名)は、近所の幼稚園友達のところで、
引き受けてもらうことが出来た。

しかし、電車の時間とかを考えずに、預けに行ったりするものだから、
結局大事をとってタクシーで行くことにした。

面接では、まず前日の失態をわびて、
今回の配慮に感謝の挨拶をしてから、席に着いた。

質問は、娘に対してから始まった。
この前の学校でも同じような順番だったので、
マニュアルがあるのかもしれない。

名前、妹の名前、好きな食べ物、嫌いな食べ物などの質問に、
ハキハキと答える緋菜(仮名)。
すごいなこいつ(親バカ)

「今日は、ここまでどうやって来ましたか?」の質問に、
タクシーで来ました」と答える緋菜(仮名)。
ハキハキ答えすぎだ。

事前に注意しておくのを忘れたけど、「タクシー」は禁句なのだそうだ。
入学した際に通うルートを通って来るのが、好ましいらしい。
この質問に答えられると言うことは、登校ルートが
記憶できていることになるので、印象が良くなるらしい。

オイラへの質問は、例によって志望理由からだった。
今回は、前回の反省も踏まえて、考えてきたことを全部言ってやろうと思った。
しかし、そこはそれ、おたっきぃ気質が邪魔して、上手くしゃべれない

とりあえず、この学校のキャッチコピーを、
自分なりに噛み砕いた言葉に直して、
共感しましたと答える。

それから、この学校の独自のシステムを取り上げて、
子供の成長に期待できるようなことを言った。

ここで、思わず締めくくるような言葉が出てしまい、
回答を終わらせてしまった(汗)

他にも、イベントの多彩さを、挙げたりしようと思ってたのに。
しかし、他の質問で、そのことにも触れることが出来たし、
「この学校に入学した場合、お子さんにプラスになることがあるか」
という質問にも、音楽教育を取り上げて、かなりいいこと言ったと思う。

ヨメさんへの質問は、しつけについてが主だったと思う。
「おもちゃが欲しいと言われたら、どうするか」とかそういう質問。
「基本的に誕生日とクリスマス以外は、我慢するように教えている」
とかなんとか答えていた。

そうそう、前回「パンフレットを見た」と言うのがまずいと聞いたので、
今回、キャッチコピーを聞いたのは、説明会に来たと言うことにした。

面接官に「お父様も説明会にいらしたのですか?」と、念を押されてしまった。

まてよ。
昨日、“親子面接”と“親だけの面接”を取り違えていた説明をしたとき、
この面接官は「説明会にはいらっしゃいましたか」と聞いていたなあ。
ヨメさんは「ハイ。2度とも来ました」とアピールしていたけど。

ヨメさんの2度は本当だが、オイラは実は一度も出席していない。
しかし、それを疑ったわけではなく、もしかしたら、
「今年から親子面接になった」ということは、2度の説明会で
発表されていて、夫婦そろって聞いてない
バカどもと思われたのかも知れない。

うぬぬ。
悪印象を積み重ねてしまったのではないだろうか・・・。

ヨメさんは次の日、他の学校の願書を出しに行った。

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