July 04, 2005

こんなの持ってたなあ

ファミ通増刊の『オトナファミ』2号を読んだ。
ゲーム機図鑑という特集があった。

オイラはちょっと前まで、「家庭用ゲーム機は全部持ってる」とか
「ジャガーとFX以外は持ってる」などと言っていたんだけど、
全然ウソだったことがわかった。

まさかオイラが9歳の時にすでに国産テレビゲーム機が発売されていたとは・・・。

小学生のころ、クリスマスプレゼントで買ってもらったゲーム機は、
ダイヤル式で、バーを動かしてドットで表示された「ボール」を打ち返して
得点を競う、いわゆる「ポン」型のゲームが遊べるゲーム機だった。

「ポン」型というのは、大体テニスゲームとかピンポンゲームといわれていたと思うが、
オイラの持っていたのは、そういうのに加えて、画面を縦横無尽に動き回る
「サッカー」というモードが遊べた。

あと、ライフルが付いていて、画面を動き回る四角い白い的を撃つ、
射撃ゲームが遊べたと思う。

全部で何種類遊べたか思い出せないのだが、どうもこの特集には
オイラの持っていた機種は載っていないっぽい。

近いのは『カラーテレビゲーム15(か、6)』なのだが、コントローラーは
本体にダイヤル式のパドルが、左右に二つづつ(計4つ)ついていたような記憶がある。
そうしないと、「サッカー」のようにバーを縦横無尽に動かせないと思うので、
後から無意識に作った記憶かもしれないけど。

その後、高校を卒業して、『ファミコン』を購入するまでは、テレビに繋げて遊ぶタイプの
ゲーム機は買っていないので、この時点ですでに「全部持ってる」というのは間違いになる。

当時『カセットビジョン』『アルカディア』のテレビCMは見ていたが、
クリスマスプレゼントに買ってもらう歳でもなく、
お小遣いでゲームを買うとすれば『GAME&WATCH』などの液晶ゲームや、
LEDゲーム機などの、ちょっと貯めれば買える方を選んでいた。

『ぴゅう太』なんて、当時アニメ関連本を読み漁っていたオイラには、
『ファイトだピュー太』の方が馴染みがあったかもしれない。

もっとも、このアニメ、未だに動いているところは見たことないけど。

『ファミコン』購入後も、『セガマークIII』を買うまでファミコンソフトで満足していた。
『マークIII』を買った直後くらいに『マスターシステム』が発表になってたなあ。

しかし、セガにもいくつか面白いと思うゲームはあったけど、やっぱり主に遊ぶのは
ファミコンソフトだった。

この様子が変わってくるのは『PCエンジン』を買った頃。
ただ、『PCエンジン』はバックアップが出来ないので、
「天の声」を買うまでは不便だった。

『CD-ROMROM』が出た頃は、そればかり遊んでいたような気がする。

『スーファミ』が出たら、こっちばかりになったけど。

『メガドライブ』もしっかり買っていた。
でも『メガCD』はちょっと面白いゲームが少なかったかな。

がこの頃から格闘ゲームがニガテと言うことに気づき、
ついに『ネオジオ』を買うことはなかった。
ソフトが高いのもネックだったけど。

『レーザーアクティブ』も手が出なかったなあ。

『プレステ』『3DO』『サターン』などの「次世代」ラッシュにも踊ったよ。
しかし、『FX』『プレイディア』は手が出なかったなあ。

『FX』は、アニメファンをターゲットにするとか言って、今で言うファンディスクみたいなのを
いくつか出していたけど、
同じ時期に『プレステ』『スーパーロボット大戦』を声付きで出していて、
こっちの方がアニメファンの心をつかみそうじゃんとか思ったものだ。

『プレイディア』は子供のいる今だったら、買ってたかもしれないなあ。
ちょっとだけ欲しかったんだよなあ(笑)

『バーチャルボーイ』も買ったけど、ソフトは3本くらいしか持ってなかった。
携帯ゲームの『リンクス』の2本に並ぶ所有数の少なさだ。

『ピピン』『ドリキャス』のおかげで、今ネットに繋げて、こんなところでこんな話題を
ぶつぶつと書き込んでいるということは、どこかで書いたかもしれない。

いろいろと懲りているはずなのに、来年以降の新機種ラッシュにも、
心躍らせているのだが、さて、お金が続くかどうか心配なのは、相変わらずだなあ。

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June 07, 2005

宇宙船休刊

タイムリー性皆無な話題だけど、やっぱり書いておこうと思う。

雑誌「宇宙船」が休刊した。

と言って、「宇宙船」にそれほど思い入れがあるわけではないのだが、
ここのところのトクサツブームのさなかの休刊には、ちょっとばかり驚いた。

確か、今年で25周年を迎えていたように思ったが、創刊当時は、
バリバリ硬派な“SFファン雑誌”だったと思う。

なにやら外国のSF映画を紹介したりしていて、なかなか敷居が高かったような記憶がある。

25年前と言うと、オイラは中学か高校に通っていた頃。
『ガンダム』『イデオン』にハマって、小説なら“星新一”とか、“平井和正”あたりを読んでいて、
まあ、SFの入り口くらいについていた頃だね。(「SF」に関しては、いまだに入り口で戸惑ってるけど)
ただ、この頃の特撮番組って、『ウルトラマン80』、『仮面ライダー(新)』、『電子戦隊デンジマン』あたりを
やっていたはずだけど、オイラは意外と淡々と見ていたような気がする。
(それでも見ていたわけだけど/笑)

オイラが「宇宙船」を読むようになったのって、いつごろだったか、思い出せない。
多分、高校を卒業する前後だったと思う。

アニメ雑誌などを毎月講読するようになったのも、その頃だったはずなので、
本屋で立ち読みするくらいは、やっていたはずだ。

当時は「B-CLUB」というホビー誌で、特撮番組情報を仕入れていたのだけど、
ゴジラ』復活あたりから、「宇宙船」を購読するようになったように思う。

当時は季刊だったはず。
高いけど、年に4回ならいいかと買っていたら、いつの間にか隔月刊になったり、
また季刊に戻ったりしていたなあ。

で、最近では隔月刊で安定していたので、休刊というのは、「まさか」であった。

トクサツブームが裏目に出て、その手の雑誌がニョキニョキ出てきたのが、アダになったのかな。

業界では「休刊」というのは、「廃刊」にも等しい言葉みたいだけど、
「休刊」から復刊した雑誌もあることだし、また、お店で見かけることを、
ちょっとだけ期待しながら、忘れてゆくことにしようと思う。(忘れるこたあないだろう)

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June 03, 2005

ウルトラマン漫画

なんだかいまさらな感じだけど、「マガジンZ」誌で
『ウルトラマンSTORY0(ストーリーゼロ)』という漫画の
連載が開始された。
『スーパードクターK』真船一雄氏の作品になる。

現在、ウルトラマンの漫画は、
「特撮エース」『ウルトラマンTHE NEXT』(沢樹隆広著)
『ウルトラマンTHE FIRST』(高田裕三著)
「てれびくん」『ウルトラマンネクサス』(椎名高志著)などが連載中のようだ。

それぞれネクスト初代マンと言った、特定のウルトラマンの活躍を描いているが、
『STORY 0』は、昭和ウルトラマン(レオまでらしい)の面々が活躍する、
アナザーストーリー(または、サイドストーリー)になるようだ。

同じ「マガジンZ」誌に連載中の『仮面ライダーSPIRITS』(村枝賢一著)
コンセプトが似ているが、『ライダーSPIRITS』ZXの物語を中心にした、
ラストエピソードという印象に対し、
『STORY 0』は、ウルトラ一族誕生秘話を含めた、ファーストエピソードという印象だ。

第一話では、懐かしの円谷公式設定である、光の国の人工太陽に絡んだ、
ウルトラ一族誕生の一幕が描かれている。
小学館の学習雑誌などを中心に、発表されていた当時の設定では、
簡単に光の国の人工太陽の影響で、ウルトラマンたちは強い体を手に入れたとされていたが、
これに「ウルトラ戦士の宿命の敵」が関与していたという要素を加えたのは、なかなか面白かった。

そのあたりを一話で片付けてしまったせいで、やや淡々とした描写になっていたのが気になったが、
けっこうこの先が気になる。

高田裕三氏『THE FAST』が、『ライダーSPIRITS』に影響されたのか、
スーツ然としたウルトラマンを描いていて、ちょっと違和感を感じていたが、
『STORY 0』では、すっきりとしたフォルムのウルトラ戦士たちで、ちょっと安心した。
やはり「仮面」のヒーローであるライダーたちは、等身大と言うことあって、
テレビのスーツを再現した絵でも、燃えるものがあるのだが、
宇宙の戦士であるウルトラマンが、ダボダボのスーツを「着ている」という感じは、
ちょっと同だろうと思っていた。

先日発行された「宇宙船」誌でのインタビューに、真船氏
「『生物としてのウルトラマン』がいることを不思議に思わない世界にしようというのを考えています」
と発言している。
バランスをとりながら、スーツという感覚をなくそうと工夫するそうで、
「手袋」や「ブーツ」のチャックなど、ファンの間では「見なかったことにしよう」という
“暗黙の了解”を取り入れようと言うことらしい(笑)

さて、『ウルトラマンSTORY 0』が、平成の『ザ・ウルトラマン』(または平成の『ウルトラ兄弟物語』)になるのかどうか、ちょっと注目してみようかな。

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February 12, 2005

『天使の殺人』を推理してみる最終

読み終わっちゃった。

結論を言えば、オイラの推理は全部外れ

読み終わった時点で、犯人はだれそれでしたと発表しちゃうのは、
やっぱりやりすぎな気がするので、言えないけど、
確かにその伏線はちゃんとあったなあと、納得できるものだった。

頭の隅に引っかかった場面に、伏線はあったけど、今回推理のために
書きなぐった文章の中には、取り上げていなかった。
つまり、取り上げ忘れたり、推理から切り捨てた部分に、真相を探る手がかりがあったわけだ。

完敗という訳である。

オイラが当たったのは、作品中作品であったと言う点だけだった(あ、悔し紛れにバラしちゃった)

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January 29, 2005

『天使の殺人』を推理してみる4

第三幕も、191ページまで読み進んだ。

第三幕が明けて、妙な展開を呈する。

天使たちが、「死者をころころと変えてしまうのだ」

天使たちは青江を殺したが、自分たちの存在を人間界に悟らせるわけにはいかないので、
人間の犯人を作り上げなくてはならない。
天使が冤罪の人間を作るわけにもいかないので、バスの事故で死んだ人物を犯人役にしようと、
色々と工夫するのである。

しっかりと動機があり、犯行の機会がある人物にしようとするのだが、どの人物も上手く行かない。

青江の死因は、自分で持っていた睡眠薬の瓶に混入していた、青酸カリ入りの薬によるものだった。

薬瓶に毒を混入できたのは死んだ女優ではないか、と推理は進むのだが、誰かが意義をとなえて、
上手く犯人に出来ない。

最初は千春が事故死したことにして、彼女を犯人にしようとしていたのだが、皆の話し合いの結果、
犯人たり得ないという結論に達しようとした時、天使がリセットして、
事故死者をレイに変更してしまう。

うーん、ここまでメタな展開になると、夢落ちならぬ、作品内作品オチが見えてきた気がするなあ。

それでも、作品内の作品であっても、読者の納得する結末は用意されているはずだ。

レイが事故死者で、なおかつ青江殺しの犯人として推理しても、やはり毒物を混入させることは無理と言う結論に達してしまう。

・・・という所まで読んだ。

しかし、天使たちは事故死した女優を「北風みねこ」としなければならないはずなのに、
皆の話し合いでは、青江殺しの動機は、「青江がすでに北風みねこ役を決めていたからではないか」というもの。

それでは、犯人は「北風みねこ」に選ばれていなかった人物と言うことになってしまう。

ここに解決のヒントがあるのだろうか。

あと、ここまでで新しく分かったことに、『天使の殺人』の作者について青江が、「作者は北風みねこだ」と発言していたということ。
さらりと書かれていたけど、結構重要な気がする。

つまり、主演を決めていたとしたら、『天使の殺人』を書いていた人物であった可能性が高いのではないかということ。

あと、結局青江殺しと、「北風みねこ」殺しは、別の事件と考えてよさそうなので(北風の方は、あくまで事故死という体裁だし)
犯人は東京に残っていた人物でもいいんじゃないかってこと。

現在は事務員でも、過去に大怪我を負うまでは、女優志望だった黒川も、
作家「北風みねこ」候補には登らせることは出来るのではないだろうか。

つまり、『天使の殺人』の主役・北風みねこというのは、作者を指すのであって、その「作者役」こそ、
この芝居の主役であるとは考えられないだろうか。

つまり、黒川は自分が主役と言う約束で『天使の殺人』を書き出したのに、
青江はマスコミに主役候補として、3人の女優を発表し、当人たちにもその旨を伝えた。
黒川は自分が主役になれないと思い、青江殺害に至った。
・・・うーん、推理小説の場合、動機なんかよりトリックの方を暴かなきゃ、読者として負けなんだよね。

ところが、この小説の場合、そのトリックが大きすぎるのか、何がトリックだかも判然としないんだよなあ。

もうちょっと読んでみるとしよう。

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January 27, 2005

『天使の殺人』を推理してみる3

小説版『天使の殺人』は、序幕・第一幕・第二幕・第三幕・終幕という構成になっている。
順当に行けば、第三幕は解決編で、第二幕の時点で大体のヒントは読者に提示されている
と、考えて良いだろうと思われる。(終幕がエピローグ扱いだと予想してだが)
少なくとも、辻真先という作家は、そういう“探偵小説”のルールにこだわる作家だと思う。

でも、分からない(汗)
第二幕を読み終わった時点で、混乱したままだ。

第二幕は、第一幕より少し時間がさかのぼって、哀島の主役候補3人の様子を描写している。
ご都合主義といえばそれまでな展開だが、3人の女優がそれぞれ味方となる男を見つけ、
それぞれ互いに殺人計画を練る。

これまた偶然というのか、必然と言うのか、全員が、台風の中を無理に出した観光用のマイクロバスを、
殺人の舞台にしようと画策するのだが、
当然それらの計画がバッティングして、複雑に入り乱れた後、全てが頓挫してバスは停車する。

殺人は行われなかった、と思った刹那、バスは土砂崩れに飲み込まれてしまう、と言うところで第三幕へ
移ってしまうのだ。

しかし、物語冒頭に連絡が入った時、電話してきたのは、はっきり名乗りはしなかったが、
このバスに一緒に乗り合わせて、西園寺レイと共謀して他の二人を殺そうとしていた添乗員・大熊だったはず。
電話の内容も「北風みねこが死んだ」であり、「北風みねこたち」ではない。

それよりも、第一幕で死んだ青江の、死の状況がほとんど出てこない。
唯一、シナリオの体裁で天使と天使長が、青江を殺害しようと計画するシーンが出ている。

さて、何を推理したらいいのだろうか

第二幕の中ごろで、バス会社の所長・宮田(東田千春に篭絡されて、彼女の殺人計画に協力する)が読んでいる
シナリオの中で、天使たちが、今回死者をうまく導かなかったら、天界の法により、ふたりとも人間界に堕とされてしまう
ということが書かれている。

これによれば、元々天使長が引受けた「北風みねこ」というのは、芝居の主役の名前であり、実在しない人物だから、
天使たちがどんなに画策して、北風みねこをでっち上げようとも、
失敗は失敗と言うことになるのではないだろうか。

そうして、ふたりが人間界に堕ちた姿が、実は3人の女優のうちのふたりなのではないだろうか。
・・・って、物語の展開を推理しても、誰が死んだのか、誰が犯人か、全然分からないね(汗)

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January 19, 2005

『天使の殺人』を推理してみる2

さて、そうこうしている内に『第一幕 死者は誰か』を読み終わってしまった。
ここでは、登場人物の紹介と、状況説明がメインで、そこで既に事件が起こっている
という趣旨になっている。

物語が始まる前、『序幕』として演出家・青江七郎が「大劇魔団」の主催に収まる経緯と
その第一回公演『天使の殺人』がどういったものかを、雑誌記事の切抜きと言う形で見せられる。

また、登場人物が台本を読むと言う形で、戯曲『天使の殺人』の冒頭が語られ、
青江の口からこの戯曲が推理劇でありながら、「観客の推理を否定している」反推理劇であることが
説明されたりもしている。

『第一幕』では、『天使の殺人』の主役候補である3人の女優について語られている。
と、同時に彼女らが旅行に行った孤島から、「北風みねこ」が死んだと知らされる。

おりしも孤島・哀島には台風が訪れており、知らせの電話も詳細を聞く前に切れてしまった。

「北風みねこ」というのは戯曲の主役の名前であり、3人の女優の名前ではない。
しかし、自己顕示欲の強い3人は、「北風みねこ」は自分だと譲らないので、
現時点では誰が死んだのか判然としない。

前後して、青江の元に「殺人予告」をにおわせる手紙がきており、状況を把握するために
プロデューサー赤木と共に、台風の仲、なんとか哀島へ向かうことにする。

登場人部は、演出家・青江七郎、プロデューサー赤木歌右衛門、劇団制作補・黒川影子
演出助手・白根陽太
、と、ここまでが『第一幕』に登場する。
3人の主役(北風みねこ)候補には、東田千春、西音寺レイ、南由香里。
この3人については、青江がオーディションの一環として書かせた『罪』についてのレポートで、
そのキャラクターをうかがい知ることが出来るようになっている。
しかもこのレポートは、それぞれが過去の殺人を告白しているような内容なのである。

読んで推理してみようと言う企画であるため、かなりネタバレになることに今気づいた。
まあ、本の紹介じゃないからとりあえずいいか(笑)

この『第一幕』ではこのほかには「天使」と「天使長」が登場する。

登場人物表にはさらに、演劇界のボス・紺野大吾、南里バス哀島営業所長・宮田智、
三良旅行社添乗員・大熊好、元学生運動の闘士・江崎勝
 と言った人物が記載されているが、
まだ登場しない。

読者としてのオイラがここで疑うのは、登場人物の苗字に
「色」が付いているのと、「方角」が付いてるのがいるっていうところかな。

この辺が事件の中核人物なんじゃないかと、見当をつけて読み進もうと思う。

もうひとつ、小説の中での「現実世界」と、シナリオの中の世界の境界線は、どこか、という問題。
単純に考えると、天使と天使長が登場する、シナリオ調の部分が芝居の部分だろうが・・・。
しかし、このシナリオ部分を見ると、どうも「現実」部分とシンクロしているフシがあるのだが、今のところ、誰も指摘する様子がない。
序幕以外は全て、芝居の中と言うことも、あり得るのかな?

探偵役の方は、冒頭から出ずっぱりで、これから哀島へも出向こうとする演出家の青江あたりが、
単純に考えれば第一候補かと思っていたんだけど、
なんと『第一幕』ラストで死体になってしまっている。
え?「死者は誰か」の答えは「青江」なの?

以下後日。(何にも推理してないぞ/汗)

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January 18, 2005

『天使の殺人』を推理してみる

東京創元社刊、創元推理文庫、辻真先氏著
『天使の殺人[完全版]』を読み始めた。

試行錯誤第一弾として、読みながら、
その時点の推理をしてみようかなと思う。

モノが本であるから、登場する探偵になりきって、
その世界観の中で推理すると言うのは、難しそうなので、
「読者として」推理できればオンの字だと思うけど。

まあ、趣旨としては、オイラがすごい推理を披露するんじゃなくて、
どれほどハズした読み解き方をするか、というところで笑っていただこう
と言うものである。

その割りにマイナーな本を選んだものだけど・・・。

でも、この作品は、読者として推理するにはもってこいだと思う。

裏表紙の紹介文に「このミステリの犯人は天使です・しかし探偵もまた天使が勤めます」
と書かれている。
しかも一方では「このミステリは『犯人捜し』の物語であると同時に、死者と探偵が誰なのか判らず」とあり
さらに作中作でありタイトルである戯曲『天使の殺人』の作者までもが謎という、
謎尽くしの小説なのである。

「犯人と探偵が天使」だと言いながら、「犯人も、被害者も、探偵も、作者さえも、誰だか判らない」という
矛盾を紐解いてゆくのは、登場人物ではなく、読者の役割ではないかと、とりあえずここでは息込んでおく。

長くなってしまったので、推理は後日にしようと思う。こうご期待。

(いったいオイラは、どの謎を解けばいいんだ!?)

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